引渡訓練
2年半前の東日本大震災の日、
錦糸町園は保育が行われていました。
何度も何度も発生する地震・・、
先生達は子ども達を守るために
必死だった事を今でも覚えています。
2日に行われた引渡訓練のように
本当に錦糸公園に避難をし、
公園に避難してくる沢山の人達の中、
おやつを食べたり、
お迎えに来てもらったりしました。
今回も、そのような地震に備えて
全体での練習です。
たくさんのみなさまに参加して頂き、
本当にありがとうございました。
地震はいつ起こるかわかりません。
今回もピー!っと鳴る笛の合図、
先生達の地震発生という声を聞き、
子ども達は机や布団の下に
身を隠しました。
震災の日もお昼寝が終わろうと
していた頃でした。
2歳児は、みんな起きていましたが、
お布団がまだ出ている状態そのままで
訓練をしていました。
揺れが落ち着いたら
錦糸公園まで避難を開始しました。
伝言ダイヤルや、ブロードバンド伝言版、
すみだ連絡メールのご確認も
ありがとうございました。
避難場所が保育園から近いのは、
本当に安心です。
あっという間に
錦糸公園へ到着しました。
当日は日差しがとても強く、
ふれあい広場は日影がなかったので、
すぐわきの木陰に移動し、
みんなと避難訓練の時の
お約束を確認しました。
小さなお友だちも
暑い中、泣かずにがんばりましたね!
今回、とても日差しが強かったので
早めに園に戻りました。
予定が変更になってしまいましたが、
いざという時も、
予定通りに出来る事の方が
少ないかもしれません。
保護者のみなさまにとっても
震災時について考える
よいきっかけになったのでは
ないでしょうか?
震災当日は、最終のお迎えの子が
22時を過ぎました。
お迎えに来たお母さんは、
わが子の姿を見て安心して
泣いていました。
またいつそのような状況が
訪れるかわかりません。
これからも毎月しっかり
避難訓練を行い、さまざまな状況を
想定して練習をしていきます。
“カードは、
ちゃんとお母さんが持ってるよ!”
引渡カードの呈示も
ご協力ありがとうございました!
by ちはる先生
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