2016年9月20日火曜日

引渡訓練の様子


引渡訓練の様子


9月1日の防災の日、
錦糸町園では、大きな地震を想定した
引渡訓練を行いました。


東日本大震災から5年半。
記憶が薄れた頃に起こった
熊本での地震・・。

私達は、いつ起こるかもわからない地震に対し、
訓練や準備、対策をしっかり行って
おかなければいけません。


引渡訓練の様子、
ご覧ください。



午後3時、

地震を知らせる笛が鳴りました。

“ピィ―――――――――!”



0歳児は先生が持ってきた
お布団で、

1~4歳児は机の下にもぐり、
身を守りました。



(必死すぎてお写真は
撮れませんでした・・スミマセン・・。)



今回は震災なので、
もぐった3、4歳児の机を

“ガゴン! ガゴン!”・・と
動かしました。

怖かったらごめんねって思いながら・・。
でも、本当の震災ではそうなるでしょう。


でも、みんな落ち着いていました。




揺れが収まったら 
外へ避難を開始します。



先生の声が飛び交います。

「こっちにいます。」

「先に連れて行きます。」




子ども達を全員避難させるには
先生同士の連携が大切です。




もちろん靴を履くのは
外に出てから。

子ども達も真剣です。




一度、点呼をとり
全員の無事が確認できたら
錦糸公園へ避難を開始します。


この時、伝言ダイヤルに
伝言を入れました。


伝言ダイヤルには、
園児が全員無事である事と、
錦糸公園へ避難を開始する事を
登録しました。



いつものお散歩ル―トではありません。


いつもの道が通れなかったら・・?


それを想定して、
少し遠回りをし、

なるべく広い通りを通りました。



無事に公園へ到着です。

公園では、点呼をしたり、
怪我人の把握をしたりしました。




そして、私からのお話。

4月の保護者会の時にお伝えをした
「お・か・し・も・な」のお約束。


それから今回の引渡訓練の事。

絶対に先生達がみんなを守ると
約束しました。




お迎えが来るまで
非常用のおやつを食べて
待ちましょう。





まだ賞味期限は残っていましたが、
あえて非常用を開けました。

実際に食べてほしかったので・・。


お味はどうだったかな?




そして、
お家の方がお迎えにきたお友だちは、
公園で無事、引き渡しをし、



その後、
揺れも少し収まったようなので
保育園に戻りました。



園に戻っても、

電気はついていません。

今度は停電を想定した訓練。


冬だったら寒くなってきますよね。

みんなで非常用リュックの中身を
確認していると・・




ちゃんと入っていました。

保温用のシート。

これも惜しまず封を開け、
実際に試してみると・・。

本当にあったかい(*^_^*)



みんなにも体験してもらいました。

ねっ?ポカポカしたでしょう?




このあと、
お迎えを待つ間・・、

みんなの大好きなブロックも
おままごともありませんでした。


震災の時、
おもちゃがあるかなんて
わかりません。

先生達と
新聞紙遊びをしたり、

非常用のリュックに入っていた
絵本を見たりして過ごしました。





お迎え時には

引渡カードの呈示、
ありがとうございました(*^_^*)




そうそう、

この日の給食と夕食には
非常用がでました。




りんご組のみんなが
アルファ米のご飯が
出来あがっていく様子を
実際に見ます。



お湯かお水を注ぐだけで
できるご飯です。



こんな感じに
できあがります。



これがまた不思議と
おいしくて、

通常のお給食のご飯とは別で、

食べてみてね~っていう感じで
分けたのですが、

「おかわりくーだーさい」って(^u^)






震災について
考えたり、感じたりする事ができる
一日になりました。






もしも、もしも、

本当に起こった時、

その時にしかわからない
いろいろな事もあると思います。

いくらさまざまな訓練、備えをしていても
実際はどうなるのか・・。

でも、でも、
“基礎”ができていれば、
なにかしらの応用ができると思います。


これからも子ども達の命を守る為に
さまざまな状況を想定しながら
訓練を行っていきますね。




そしてぜひ、お家での
震災時の“基礎”・・。

話し合ってみてください。



当日は、
たくさんのみなさまのご参加、
ありがとうございました。




by ちはる先生



























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